医療費控除はスマホだけで完結できます。
2026年版の最新手順を、実際の操作順に沿って解説します。
- レシートは1枚ずつ入力しなくていい
- 郵送不要
- 最短15分で送信完了
「どうやるのか」という具体的なプロセスを整理していきます。
医療費控除はスマホだけでできる?
結論から言うと、スマホ一台で十分です。PCを開く手間も、プリンターで印刷する手間もありません。
必要なのは次の3つだけです。
- マイナンバーカード(署名用パスワードも確認しておく)
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマートフォン
- マイナポータルアプリ
会社員で給与所得のみの方なら、仕事の休憩時間や帰宅後のちょっとした時間で進められます。
医療費は1枚ずつ入力する必要ある?
病院ごとの明細を細かく打つ必要はありません。「医療費の合計額を入力する方式」を選べば、家族一人ずつの「年間の合計額」を数件入力するだけで完了します。
事前に「自分:〇〇円、娘:〇〇円」と集計しておくだけで、入力の手間は最小限。これだけで大幅な時短になります。
※領収書は提出不要ですが、5年間の保管義務があります。家族ごとにガサッと封筒にまとめておけば大丈夫です。
医療費控除スマホやり方の手順
実際の流れをイメージしやすいように、最新の操作ステップに沿って整理しました。あらかじめマイナンバーカードや領収書の集計といった事前準備を済ませておくと、途中で止まることなくスムーズに進められます。
スマホの準備
まずは国税庁の「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、「作成開始」をタップします。
ここで意外と大事なのが、iPhoneの場合はケースを外しておくこと。マイナンバーカードの読み取りが格段に安定します。ケースの厚みでエラーが出ると地味にストレスなので、最初から外してしまいましょう。
e-Taxの設定(初めての場合)
画面の指示に従い「初めてe-Taxを利用する」を選択します。
「利用者識別番号」などの入力は、マイナンバーカードがあれば不要です。XMLデータの読み込みなども今回は手作業の合計を入力するので「不要」で進めて大丈夫です。過去の履歴と連携したい場合は、マイナポータル連携をオンにしておくと便利です。
源泉徴収票の入力
会社員にとってメインの作業です。入力方法は2通りあります。
- 写真で読み込み:スマホカメラで源泉徴収票を撮影するだけ。氏名や金額が自動で入ります。読み取り後は、数字が合っているか必ずチェックしてください。
- 手入力:紙の源泉徴収票を見ながら数字を打ち込みます。「支払金額」や「源泉徴収税額」など、項目名を合わせるだけなので難しくありません。いずれにせよ、入力後の合計が正しいか再確認するのが失敗しないコツです。
医療費控除の入力
いよいよ本番です。控除の入力画面に進んだら、「医療費控除」を選び、事前にExcelなどでまとめておいた家族ごとの合計額を入力します。
「支払った人(本人)」「医療費を受けた人(自分、娘、息子)」ごとに、集計した数字を正確に入れていきましょう。特記事項などは、特に指定がなければ空欄のままで問題ありません。
公金受取口座の確認
還付金の振込先を指定します。マイナポータルで事前に「公金受取口座」を登録済みなら、そのまま選択するだけで終わります。
ただし、確認のために不用意に別画面に飛ぶと、元の入力画面に戻れなくなることがあるので注意してください。登録済みと分かっているなら、そのまま手続きを進めるのが無難です。
送信・完了
最後に入力内容の最終確認画面が出ます。問題なければ、もう一度マイナンバーカードをスマホにかざして電子署名を行い、送信します。
送信完了後に表示される控えの画面(スクショやPDF)は必ず保存しておきましょう。あとは税務署からの振込を待つだけです。
スマホ申告で失敗しやすいポイント
実際に操作していて「あ、危ない」と思ったポイントを共有します。
- ブラウザの「戻る」ボタンは厳禁:画面内の「戻る」ボタン以外を使うと、入力データが消えて最初からやり直しになることがあります。
- タイムアウトに注意:計算で迷って長時間放置すると、セキュリティの関係でセッションが切れます。迷いそうなときは「一時保存」をこまめに使いましょう。
- パスワードロック:英数字の「署名用パスワード」は5回連続で間違えるとロックされます。もしロックされても、4桁のパスワード(利用者証明用)を覚えていれば、コンビニのキオスク端末で初期化・再設定が可能です。わざわざ役所に行かなくても済むので、焦らず対応しましょう。
還付金はいつ振り込まれる?
気になる振込時期ですが、e-Taxでの還付金がいつ振り込まれるかの目安としては、だいたい3週間から1か月程度を見ておけば大丈夫です。書面で郵送するよりも圧倒的に早いです。2月から3月の繁忙期はもう少し時間がかかることもありますが、マイナポータルから処理状況を確認できるので安心です。
ふるさと納税と併用できる?
併用できます。ただし、注意点が一つあります。
「ワンストップ特例制度」を利用していても、医療費控除のために確定申告をすると、ワンストップ特例は無効になります。
そのため、確定申告をする際は、医療費控除と一緒に「寄附金控除(ふるさと納税)」も入力し直す必要があります。これを忘れると、ふるさと納税の控除が受けられなくなるので注意してください。
医療費控除スマホ申告はこんな人に向いている
- 医療費の計算を「人ごとの合計」でサクッと済ませたい
- 税務署に行ったり、書類を郵送したりするのが面倒
- 1円でも早く還付金を受け取りたい
- 平日は仕事で忙しい会社員
💡 スムーズに進めるためのTIPS
もし手元にパソコンがあるなら、AI(ChatGPTやGemini)のブラウザを開いておき、「画面に今こんなことが書いてあるんだけど、どうしたらいい?」と聞きながら進めるのが一番スムーズです。まるで詳しい人が隣で教えてくれているような安心感があり、操作の不安がなくなります。
まとめ
- 医療費は「合計額入力」で家族ごとにまとめて入力する
- 領収書は捨てずに5年間保管
- e-Taxなら約3〜4週間で還付される
- スマホだけで完結。PC不要
「難しそう」というイメージがありますが、やってみると案外シンプルです。
まずは、引き出しに溜まった領収書を家族ごとに分けて、合計を出すことから始めてみませんか。
そもそも「自分の医療費で本当に税金が戻ってくるのかな?」と不安な方は、あらかじめ医療費控除はいくらから得するのか、年収別のシミュレーションを確認しておくと安心です。10万円以下でも対象になるケースなど、意外と知られていない基準もわかります。

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