マイナンバーカードの写真変更、引越し前後は要注意!大学進学前のベストな更新スケジュール

成長期の子どもの顔つきは、数年であっという間に変わるもの。そのため、中学生の頃に作ったマイナンバーカードをいざ使おうとすると、「顔認証エラー」になってしまうことがあります。

4月からの大学進学に向けて新生活の準備を進める中で、我が家もこの壁にぶつかりました。エラーを解消するには「最新の顔写真に更新(再交付)」するしかないのですが、実はこの手続き、進学に伴う引越しの時期と重なると、タイミングが非常に厄介になります。

今回は、引越しを控えた時期にマイナンバーカードの写真を更新する際の「ベストなタイミング」と、我が家が直面した実務上の注意点について整理してみます。

なぜ「新生活前」に最新の顔写真が必要なのか

「顔認証が通らなくても、4桁の暗証番号が使えるならそのままでもいいのでは?」

最初は私もそう思っていました。しかし、実際に新生活の準備を進めていくと、暗証番号だけでは乗り切れない場面が出てきます。

我が家の場合、一人暮らし用にと「ゆうちょ銀行」の口座をスマホで開設(eKYC)しようとしたところでつまずきました。自撮りとマイナンバーカードの写真を照合する際、写真が古すぎるとエラーになり、結局郵送手続きに回されて余計な時間がかかってしまったのです。

(※ゆうちょ銀行を含めた「大学生の口座をどこにするか」の検討プロセスについては、別の記事にまとめています。)

銀行口座の開設以外にも、新生活では以下のような場面で「最新の顔写真」が役立ちます。

  • マイナ保険証の利用: 初めて行く病院の受付機で、毎回顔認証エラーが出るのは意外とストレスになります。
  • 確実な身分証明: 大学生になり、アルバイトの面接や各種手続きで「今の本人」と一致する公的な身分証明書を持っていることは、実務上とてもスムーズです。

新生活のスタートダッシュでつまづかないためにも、早めに「今の顔」に更新しておくメリットは大きいと感じました。

引越し前後の「写真変更」はタイミングが命

必要性は分かったものの、いざ手続きをしようと調べてみると、思わぬ落とし穴がありました。

マイナンバーカードの写真更新(再交付)の手続きは、申請から新しいカードの受け取りまで約1ヶ月かかります。

ここで問題になるのが、「申請期間中に住民票を動かす(転出届を出す)と、その申請自体が失効してしまう」というルールです。

つまり、引越しの直前に慌てて今の住所で申請しても、新しいカードを受け取る前に住民票を移してしまえば、せっかくの申請が無駄になってしまいます。引越しを控えている場合は、「転出届をいつ出すか」によって、手続きを進める場所とタイミングを計画的に決める必要があります。

【状況別】ベストな更新スケジュール

我が家では、以下の2つのケースを想定して手順を確認しました。状況に合わせて、一番確実で無理のないルートを選ぶのがポイントです。

新住所へ住民票を移す(転出届を出す)場合

引越し先へ住民票を移す場合は、今の住所で再交付の申請をするのは避け、引越し先で手続きをするのが確実です。

  • 今のカードを持って引越し先へ行く: 顔認証が通らなくても、4桁の暗証番号さえ分かれば、新住所での「転入届」やカードの住所変更手続きは可能です。
  • 新住所の役所で申請する: 引越しと転入手続きが落ち着いてから、新しい街の役所で「写真変更による再交付」を申請します。

住民票を実家に残す(転出届を出さない)場合

学生の間は住民票を実家に残しておく場合は、今のうちに地元の役所で手続きを進めるのがスムーズです。

  • 今のうちに申請する: スマホや証明写真機から「今の姿」で申請を済ませておきます。
  • 受け取りは帰省時に: 約1ヶ月後に実家宛に届く交付通知書(ハガキ)を保管しておき、GWや夏休みに帰省したタイミングで本人が役所へ受け取りに行きます。

ただし、GWなどの祝日は役所が閉まっていることが多いです。あらかじめ「休日開庁日」を確認しておくか、受け取りが遅れそうな場合は、役所に電話をして「保管期間の延長」をお願いしておく必要があります。

更新手続きにかかる費用と注意点

有効期限内での「自主的な写真変更(再交付)」を進めるにあたり、いくつか知っておくべき実務的なポイントがありました。

  • 再交付手数料がかかる: 紛失や有効期限切れとは異なり、写真を変えたいという理由での再交付には、原則として1,000円(電子証明書代含む)の手数料がかかります。
  • 古いカードの返納が必要: 新しいカードを受け取る窓口で、これまで使っていた古いカードを返納する必要があります。引越し先に持って行く場合も、なくさないよう注意が必要です。
  • 暗証番号の確認: 顔認証が不安定な時期こそ、4桁の暗証番号(利用者証明用電子証明書など)が頼りになります。引越し前に、本人が暗証番号を正確に把握しているか、改めて確認しておくことをおすすめします。

スケジュールを確認して早めの行動を

マイナンバーカードの更新は、引越しまでの残り期間によって取るべき行動が変わります。

我が家の場合、3月に入ってから口座開設でエラーが出てこの問題に気づいたため、引越し準備などで一番バタバタする時期にスケジュールを調整することになり、結構焦りました。

下には弟がいますが、彼もいずれ同じ道をたどるはずです。この教訓を活かし、弟の時は大学受験が本格化する前(高2の終わりか高3の春くらい)には、早めに写真の更新を済ませておこうと心に誓いました。

同じように春からお子さんが新生活を始める方の参考になれば幸いです。なお、新しい写真の準備から実際の申請手順については、長くなるので別の記事にまとめようと思います。

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