この記事は3人のために書きました
1.ブスは扱いづらいと思っている人。
2.「ブスは相手にしない」とお高くとまっている人。
3.「世の中にブスはいない」と思っている人。
以前、ぼくは「私はブスだ」と言う人にかけてあげられるたったひとつの言葉という記事を書きました。
この記事は大変ご好評いただき多くの人に読んでもらえたのですが、今回の記事でぼくは皆様にお詫びと訂正をしなければなりません。
なぜなら、一番わかりやすいブスのほめ方にであってしまったからです。
この本には、ぼくの取り上げた「自称ブス」にかぎらず様々なブス(扱いにくい人々)のほめ方が網羅されています。
単純に面白い本でもありますが、お詫びの意味を込めて大切なところをまとめておきます。
ブスはこうやってほめろ
ひとくちにブスといっても様々なタイプのブスがあります。
- 見た目ブス
- 性格ブス
- キャラブス
- 状況によってブスになる人
- などなど
ブスのタイプ別に効果的なほめ方を見ていきましょう。
自称ブス
まずは、ぼくも取り上げた「自称ブス」から。
コンプレックスは普通、人には絶対言われたくなかったり触れられたくなかったりするものなのに、彼女たちが逆に自分から「ブスなんです」と自虐する理由――それは「そんな言うほどブスじゃないけど……」と思ってもらい、かつ「そんなことないですよ」と否定してもらうために他なりません。
ぼくの考察は間違ってはいませんでした。
自称ブスは「そんなことないですよ」待ちだったんです。やっぱり。
そんな承認欲求全開の自称ブスに対して効果的なほめ言葉がこちら。
出たよ~、いつもの美人あるある!
この言葉のポイントは、ありきたりに「そんなことないですよ」と言わずにそんなことないですよ感をだすことです。
自虐ブスに対して直接的に「君はカワイイ」と言うのではなく、「よくかわいい人が言っている言葉を君も言っているよ」つまり「君もカワイイってことじゃないの」と言うことは「君はカワイイ」と遠回しにほめているところが大切。
原理的にはロジカルシンキングで使われる三段論法と一緒ですね。
「すべての人間は死ぬ」→「ソクラテスは人間だ」→「だからソクラテスも死ぬ」
みたいな
同じロジックでのほめ方として、
石原さとみと本田翼も同じようなこと言ってた
も効果的らしいです。石原さとみ、本田翼の部分はお好みに合わせて、北川景子、有村架純などに置き換えて使ってください。(本人はそんなこと言ってなくてもウソで大丈夫)
自覚しすぎブス
自称ブスが「そんなことないですよ」待ちなのに対して、自覚しすぎブスは、自分がブスであることを認め、諦めてしまったブスのことです。
美男美女に生まれただけで「人生イージーモード」と言わる現代社会。美男美女は「そんなことねーよ! 」と否定するでしょうが、ブスからしてみたら、「ブスの人生ナメんじゃねーよ! 」です。
ですから、そこから少しでも抜けだそうと多くのブ男ブ女はなんとか他でカバーしようと努力しているのですが、中には完全にふてくされてしまう人もいます。それがこの自覚しすぎブス。
このタイプのブスになると面倒くささは自称ブス以上になります。
「ブスが努力してもブス! がんばっているブスほどイタい! 」と自分で思っているので一見ての施しようがありません。
そんな自覚しすぎブスにたして効果的なほめ言葉が、
あんまり恋愛に興味なさそうだよね~
この言葉を使う際のポイントは、少し残念そうな感じをだすこと。
このあとに「もったいないよ~」と続けるニュアンスで言えばいいらしいです。
自覚しすぎブスに対して直接的に「努力すればモテるようになる」みたいな助言は禁物です。
なぜなら、本人が努力することをとっくに放棄しているから。やる気のない人にやる気を出せと説教しているのと一緒です。
まったく効果なし。
「やればできるのにやらないなんて残念だ」と言葉に出さずニュアンスで伝えることが大切ですね。
まとめ
今回は、2つのパターンにのみ言及して「正しいブスのほめ方」をご紹介しました。
この他にも、社畜くん、意識高い系くん、貧乳ちゃん、若いのにおっさん、決めつけくん、酒乱さん、DQNくん、腐女子、どギャルなどの扱いにくいブスへの効果的なほめ方が、35パターン用意されています。
この機会にぜひ正しい「ブスのほめ方」を学んでみてはいかがですか。
以上、フジー( @FMasanory )でした。
《追伸》
この本の著者「トキオ・ナレッジ」のプロフィールが気になるので引用しておきます。
誰でも知っていることはよく知らないけど、誰も知らないようなことには妙に詳しい知識集団。弁護士、放送作家、大手メーカー工場長、デザイナー、茶人、ライター、シンクタンクSE、イラストレーター、カメラマン、新聞記者、ノンキャリア官僚、フリーターらで構成される。
……この知識集団に入りたい。
《関連本》