今回は、以前ご紹介した『人生ドラクエ化マニュアル』の続編版『目的達成ドラクエ化マニュアル』の書評です。
この本の内容を簡単に説明すると、目的達成のためのタスク管理をどのようにするかをドラクエに例えて具体的に解説したもの。
本書の中で、ぼくが特に共感した項目を3つほどまとめておきます。
目次
目的達成時のイメージを画像化し、毎日ニタニタしながら眺める
夢や目標を紙に書いて、それを毎日読むとモチベーションが上がり、いずれ夢は実現する、などとよく言われる。 しかし、そんなことは3日もつづかないし、紙を読む事自体に飽きてくる。
これはまさに「ごもっとも! 」と大きく頷きました。
夢や目標を文字として紙に書いただけでは時が経てば必ず見なくなります。ぼくも以前ノートに「本を出版する」とか「レクサスを買う」とか「NFLを生で観戦する」とか書いてました。でも、いまではその夢を書いたノートのありかさえわかりません。
本書では、夢や目標を紙に文字で書くのではなく、「目的達成時のイメージや、達成後のイメージをGoogleの画像検索を使って探し、その画像をスマホの待ち受け画面やパソコンの壁紙にしておくとよい」と指摘しています。
たしかに文字で見るより画像で瞬間的に目に焼き付けるほうが効果がありそう。そっさくやってみます。
思考+物理的行動(手足を動かす)=現実化
私たちは、頭で願った事が、スグに現実化してしまうような夢のような世界に生きているのではない。私たちは精神世界ではなく、物理世界に住んでいいる。よって、物理行動を起こさないかぎり、何ひとつケーム目的を達成することはできないのだ。
著者は多くの人がナポレオン・ヒルの名書『思考は現実化する』の意味を履き違えていると指摘してます。
書いてある内容を要約するとこんな感じ↓
夢や目標について思考することは大切で、第一歩であることは間違いない。しかし、夢や目標は思考しただけで現実になるものではありません。物理的な行動、つまり実際に手足を動かすことでしか現実にはならないのです。
ぼくの「ブログを収益化する」という目標も「どのように読者を増やしていくか」「どのようにアフィリエイトリンクから商品を買っていただくか」の方法論を研究しているだけでは現実にはなりません。
実際に手を動かして記事を書くことをしなければ理屈だけ知っていてもなんの役にも立たないってことです。
GDT(Getting Things Done)が理解できない
これに関しては、使い物にならない以前に、使い方すらわからない、とんでも商品だった( 笑 )。
著者はあとがきにて「ストレスフリーの整理術」及びその関連アプリ「OmniFocus」について上記のように評価しています。
「ストレスフリーの整理術」については多くの人がそのエッセンスをわかりやすく解説していらっしゃいます。また、「OmniFocus」についてもアプリの具体的な使い方を解説してくれている優良な記事はたくさんあるのですが、結局ぼくも意味が理解できずに挫折しました。
分かる人にとっては神アプリなのかも知れませんが、凡人のぼくには理解できませんでした。
本書(目的達成ドラクエ化マニュアル)では著者が編み出したドラクエ風タスク管理の方法が説明してあります。ぼくはこの方法に挑戦してみます。
まとめとして
うまくいくかどうかはわかりませんがしばらくは目的達成ドラクエ化マニュアルの方法に従ってタスク管理をしてみます。 何より「ドラクエ風」ってのが興味をそそりますしね。
もし、読者の中にぼくと同じように様々なタスク管理に挫折してきた経験をお持ちの方がいらっしゃいましたら挑戦してみてはいかがでしょうか?
「効果があるのなら試したい! 」と思われるようでしたら本を買う前に継続的にこのブログの記事を読んでいただいてぼくの成長を測ってもらうといいかもしれません。
それでは最後に読者のみなさんにひと言
《手足を動かせ! 》
今回は、以上です。
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