某議員さんの騒動でイクメン談義が加熱してますので、ぼくもちょっくら便乗して持論を綴ってみます。
ぼくには、小学校2年生の娘と小学校1年生の息子がいます。世に言う「一姫二太郎」で、理想的な育児ができる生まれ順とされています。しかし、もっとも子育てに苦労すると言われる「年子」でもあります。
今でこそ2人とも大きくなり、赤ちゃんのときのように手はかからなくなりましたが、お姉ちゃんが1才で弟が生まれた後の約2年間はひたすら大変でした。毎日がスペシャルです。良くも悪くも。
少しばかり当時の思い出話を書きます。
目次
嫁が弟を寝かしつける間、ぼくは娘をおんぶして夜の町を散歩する。
当時は狭いアパートに家族4人で住んでいました。
年子の子どもたちは2人とも赤ちゃんです。
1人が泣き始めると、その泣き声に触発されるかのようにもう1人も泣き出す。大合唱(2人なのでデュオですね。)がはじまります。これが夜の寝かしつけるときにおこるともう大変。せっかく弟が寝かけたのにお姉ちゃんが泣き出したせいで寝付けなくなる。逆もまたしかり。
そこで、嫁が弟を寝かしつける間ぼくがお姉ちゃんをおんぶして外に出る作戦をとりました。秋になって外に出るのが寒くなってくると、車に乗せて弟が寝るまでお姉ちゃんとドライブをしていました。
夜中のミルクは、ぼくの担当。
ぼくたち夫婦は共働きです。
当時嫁は育休中でしたが、ぼくは普通に仕事をしています。サラリーマンなので当然といえば当然。当時、読んだ子育て本の中にこんな感じのことが書いてありました。
お母さんは、一日中赤ちゃんと関わりすべて赤ちゃん優先で生活しています。せめてお父さんが家にいる夜中はゆっくり寝させてあげましょう。お母さんが寝不足でイライラしていたら子どものためにもよくありません。お父さんに八つ当たりするかも知れません。お父さんが寝不足を我慢した方が家庭は円満になるのです。
どの本に書いてあったかは覚えてないので、正確な引用ではありませんが、意味は上記のような感じでした。
これを徹底して取り入れ、夜中のミルクはぼくの担当にしていました。もちろんオムツ替えも。これにより第一子のお姉ちゃんが生まれてから弟の夜中のミルクがなくなるまでの約2年間、ぼくは朝までぐっすり寝た日はありません。
ぼくはイクメンですか?
これまで記事を読んで、どう感じましたか。
ぼくのことをイクメンだと思いましたか?
俺はもっとこんなこともやってるから、お前はまだ甘い。と思われましたか?
ちなみにぼくは、自分で自分のことをイクメンだとは思ってません。
なぜなら、「我が子の子育てをする男性は父親」だからです。
「子育てを手伝うのがイクメンだ」というのは気持ち悪い。
手伝うってなんですか?
我が子ですよ。
自分の子どもの世話をするのは嫁の仕事じゃありませんよ。
それでも、もし、あえて、仕事ととらえるなら、もっとも人として価値のある大切な仕事ですよ。
「俺にも育児やらせろ!」
くらいに思わないとダメです。
育児を手伝って自分で「俺はイクメンだ。」なんていってちゃダメです。我が子の子育てをする男性は父親です。
そしてぼくは父親です。イクメンではありません。
男性も育児休暇を取るべきか
男性の育児休暇推進派の人たちは普段から育児をしてるんでしょうか?
「会社が休めないから育児ができない。」
「まとまった休みがあれば、もっと妻を助けられる。」
「だから、男性にも育児休暇を認めるべきだ。」
果たして本当にそうでしょうか?
土日や祝日などの休みの日に育児してますか?
仕事が終わって帰宅した後に育児してますか?
日常的にやってないにも関わらず、「休みがあったらやる。」って絶対にやらないパターンだと思いませんか。
ぼくには育児休暇推進派の意見は、自分が育児をしない理由を会社のせいにしているだけ
に思えて仕方ありません。
仕事をしながらでもできることをやっているんでしょうか。
まとめ
女性が産後、出産による体力的・精神的な疲労の回復のためにすぐに仕事に復帰できないのはよくわかります。当然、産後は静養できる環境を整えるべきです。
ただし、どのように育児を分担するかはそれぞれの夫婦間で話し合うべき問題であり、お互いが納得しあっていれば済むことです。
本当に奥さんは夫に「育児休暇をとって毎日べったり付き添って育児をしてもらいたい」
と思っているんでしょうか。
どうも男性の育児休暇推進派には妻の意見を無視した
俺も仕事休んでまでやってあげます感が垣間見えて苛つきます。
今回は、以上です。
その他の子育て関連記事
もうひと記事いかがですか?
人気記事はこちら
- 水道水がカルキ臭くなる理由を教えます。あっ!あと日本の水道水は安全ですよ。
- モニタリングを見ていて思った。娘をグラビアアイドルにするのは辛いんじゃない。
- 男性の育児休暇って本当に必要ですか?自称イクメンの「やってあげてる感」に苛立ちます!
こちらもオススメ
- 「ルンバはホントに高いのか?」を本気出して考えてみた。
- 2000冊以上の本を読んだぼくがオススメする自己啓発本【10選】
- ストレングスファインダーで自分の「強み」を診断した。あと無料サイトの診断もね。
このブログについて