この記事は3人のために書きました
1.家事をしているのに怒られる夫。
2.夫が家事をやってくれないと嘆く妻。
3.うまく家事を分担したい夫婦。
ぼくたち夫婦は今年で結婚10年目をむかえました。
2人のこどもにも恵まれ順調で円満な夫婦生活を過ごしていると自負していますが、問題がまったくないわけでもありません。
共働き夫婦なので、特に家事の分担についてはモメることも多々あります。
そこで今回は、ぼくが妻から言われてカチンときたこと、やる気をなくしたことを3つご紹介します。
結婚を控えているカップルや新婚夫婦の参考になれば幸いです。またタイトルは女性に向けて書いた記事のようになっていますが、男性に読んでいただきたい。是非、ご夫婦(カップル)で読んでください。
目次
【 1 】やったことに文句を言う
せっかくやったのに結果に文句を言われると完全にやる気をなくします。
たとえば、
- 食器を洗っているときに洗剤を使いすぎ
- 乾いた食器の上に洗った食器を重ねたらダメ
- 洗濯物のたたみ方が悪いからしわになる
こんなことを言われたら、もう台無しです。この言葉を聞いた夫の本心は「……やらなきゃよかった」「文句言うならもうやらない」です。
【 2 】やってないことを責める
人というのは悲しいかな、できてることが当たり前だと思うとできてないことが目につくものです。しかし、できていないことが目についたからといって口に出してはいけません。
たとえば、
- 洗い物は済んでるけどお風呂掃除をしていない
- 窓は拭いてあるけどサッシが拭いてない
- トイレの便器はきれいになってるけど床が掃除してない
妻にこんな指摘をされたら、夫のイライラはMAXです。人によって「これでヨシ」とする完成度はマチマチです。夫の「これでヨシ」とした完成度を責めないでください。
【 3 】私だってお礼を言われたことなんてない
「オレは積極的に家事をやっている」と自負している夫は、
- やったことに文句を言わないでほしい
- やってないことを責めないでほしい
- やったことを認めてお礼を言ってほしい
と思っています。そして妻はこう思っていることでしょう。
「私は毎日やってるのにあなたからお礼を言われたことなんてない!」
普段からお礼を言っていない夫に問題があることは100も承知でこう言いたい。
「与えて欲しければ、まず自分が与えよ」
さらに言えば、お礼を言うこと自体がポジティブでイイことなんだから「あなたがやらないなら私もやらない」で済ませちゃダメでしょ。イイことなら自分から積極的にやろうよ。
まずは自分からお礼を言う
小学生2年生のうちのこどもの参観日で道徳の授業をやっていました。あいさつ島のお話です。以下に簡単に内容をまとめておきます。
あいさつ島の物語
あいさつするのが面倒くさいこどもがいました。
そのこは誰にもあいさつしなくていい島を発見します。
はじめは「ここはラクでいいや」と満足していましたが、誰とも話ができないので次第に寂しくなってきます。
そして、自分からあいさつをしてみましたが誰も返してはくれません。
それでも自分からあいさつすることを繰り返します。
そうすると島の人達も徐々にあいさつを返してくれるようになってきます。
さらにあいさつを自分からする人が増えてきました。
あいさつを全くしなかった島はあいさつ島になりました。
というお話。
はじめは、なんの反応もなくても自分からあいさつをしつづけることが大切なんですよ、ということです。
家事分担におけるお礼も同じこと。なんの反応も見返りもないとしてもお礼を言い続けることが大切なんです。
妻→夫、夫→妻は双方向
この記事は「妻がやってはいけない3つのこと」というタイトルですが、同時に「夫がやってはいけない3つのこと」でもあります。
男性のみなさん、妻が作った料理に「味がうすい」とか言っていませんか。
「冷蔵庫にビールが入ってないって気づいたんなら入れといてよ」って言っていませんか。
そんなこと言ってる場合じゃないですよ。
「料理つくってくれてありがとう」
「ビールが冷えてないから今日は休肝日にするか」
って言わないと。
以上、フジー( @FMasanory )でした。