みなさん、今日もブログを書いていますか?
このブログを読んでもらっているということは、あなたもブログを書いていらっしゃいますよね。たぶん。
そして、ぼくがそうであるようにブログを書く人にとって一番の関心事は「どうやったら読者に伝わる文章が書けるのか」これに尽きるんじゃないですか。だって、書いた以上は読まれたい、読まれた以上は共感してもらいたい。そう思うのが普通ですから。
そこで今回は、「言葉」を「お金」に換える文章術をもとに共感を得られる文章を書くためのコツをまとめておきます。
目次
言葉をお金に換えるために必要なのは共感
お客さんに共感されない会社は市場から追い出され、共感された会社は生き残ることができると著者の高橋フミアキさんはおっしゃっています。
この言葉に異論がある人はいないでしょう。共感されることがいかに大切かというのは様々なビジネス書や自己啓発書でも多く書かれています。
それでは、どうやったら共感してもられる文章が書けるのか? ぼくが気をつけようと思ったところを引用を交えながら解説します。
お得情報9割、売り込み1割
お得な情報を書くことに専念しましょう。 お得な情報とは、お客様に何らかの変化をもたらす情報です。 読む人に変化をもたらすには次の3つの要素を入れることを考えてみるとうまくいきます。
上記の読む人に変化をもたらす3つの要素が
- 新規性
- 意外性
- 便益生(ベネフィット)
です。それでは、この3つを個別に見てみます。
新規性
とにかく新しい情報のこと。今まで知らなかったことを知るという変化を与えることができる
意外性
意外な話は驚き。驚きのある情報はお得感が高いので変化を与えることができる。
便益生(ベネフィット)
読者の悩みを直接的に解決するような文章は、お得情報。悩みが解決すれば変化を与えることができる。
たしかにこの3つをすべて満たす文章を書ければ共感を得られそうです。
共感を正しく認識する
共感と同感は違います。同情とも違うということを理解しておくことで明確に共感の意味を知り、それを文章に活かせるようになるでしょう。 同感は、相手の主張や考えに賛成することです。同感する人は、自分の主張や考えを無視して相手に賛成してしまっています。 さらに、相手に同情してしまうと一緒にその苦しみの世界に入り込んでしまい、行動や考えまで変わってしまうのです。 共感は感情を共有することです。「なるほど、そうなんですね」と自分の解釈や推測、意見などを差し込まず、相手の感情をそのまま受け取ります。だた受け入れるだけです。相手の意見に従ったり、賛成したり、影響されるのは共感とは違うのです。 なぜ、共感が大事なのでしょうか。それは同感や、同調や、同情では、相手をより高次なところへ導くことができないからです。
文書を書くとき、まずは前半部分で読者の感情に共感する、そして後半で読者を導くというのが共感される文章の構成テクニックらしい。共感がほしいなら、まずは自分が他人に対して共感しなければならないということ。ギブ & テイクのギブを先にしなさいってことですね。この記事も読者の方に寄り添ってお得な情報を書いてますよ。
無駄な言葉を削除する
1文のなかに無駄な言葉があると意味が伝わりづらくなります。
「いったい何が言いたいのかわからない」と言われることもあるでしょうし、「ポイントが不明確だ」と言われるかもしれません。
本書では無駄な言葉として
- 意味が重複する言葉
- 使い古された比喩
- 程度や状態をあらわす副詞
の3種類があげられています。
この3種類の無駄な言葉については、下記の文章を例題にて解説してあります。
例文
非常に多くの人は、雀の涙ほどの目先の利益を優先してしまい、長い目でみた長期的な成功を犠牲にしている。
この例文の無駄な言葉
- 長い目で見た長期的(意味の重複)
- 雀の涙ほどの(使い古された比喩)
- 非常に(程度や状態を表す副詞)
これらの無駄な言葉を削除すると
多くの人は、目先の利益を優先してしまい、長期的な成功を犠牲にしている。
となりスッキリとした何が言いたいのかわかりやすい文章になります。
ぼくは特に、程度や状態をあらわす副詞を多用してました。過去記事を見ると程度や状態をあらわす副詞とされる「非常に、とても、もっと、ものすごく、相当に、かなり、やや、ちっとも、たいして、ますます、すぐに」などをかなり使っています。
あいまいな副詞はあまり使わないようにしましょう。
まとめ
今回は、自分がこれまで犯していたミスを修正するために大切なことをまとめました。この3つだけ意識していればバッチリなんてことはないのでしょうが、読者の方々へ有益でためになる記事を届けようと日々研究中です。みなさんもいっしょにこの「言葉」を「お金」に換える文章術を読んで共感される文章を書いてみませんか。(ここが1割の売り込み)
以上、フジイマサノリ( @masanori_ver3 )でした。
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